セレクトショップ
皆さんお久しぶりでございます。
誰がデザインしたのか知らないけれど、言われてみれば確かにグッドデザイン。
街の身近なグッドデザインを紹介する
まちかどグッドデザイン賞のコーナーです。
私は岡山県出身なのですが、地方都市ということで田舎なわけです。
高校生の頃、雑誌に掲載されている流行のオシャレアイテムが地元で手に入るのは、店に入るのも緊張するクールなお兄さん達がやっている数少ないセレクトショップだけでした。お店の雰囲気や、雑誌で見たアイテムにトキメキつつも、値札を見てはそっと元の位置に戻したものです。
時は流れ、
しろくまデザインのある奈良県は、海無し県なので、どうしても旬な美味しい海産物を頂く機会は少なくなりがちです。
奈良出身の私の奥さんは、三重まで貝を食べに行っていたという魚貝類好きなのですが、最近気になっていたという奈良市にある魚屋さんに行ってみました。
そこは一軒家の個人のお店で、外から中の様子は見えませんが、のぼりや波ののれんが海を想起させます。
若干の緊張と共に店内に足を踏み入れると、
いけすや水槽・冷蔵冷凍ショーケース。ほっき貝、アワビ、はまぐり、カキ、カニ、泳いでいる鱧(はも)、カワハギのお造り&肝、マグロの塊、鮎などなど。
でかい、生きてる、脂が乗ってる、目がキレイ！
決して安くはないけれどスーパーで見る海産物とは放つ雰囲気がちょっと違う。
話を聞くと、店主のコネクションにより様々な産地から仕入れているとの事。
そう！ここは、、お魚セレクトショップだったのです！！
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そうか、魚屋さんはセレクトショップだったのか。
街の肉屋さんや八百屋さんも。
そう思うとなぜか街が新鮮に見えてきて、この謎の感動を皆さんに伝えたくてブログに書いてみました。
デザインとは形の事ととらえがちですが、「価値を提供する手段や行動」を指す場合もあります。
店主の目利きにより、ここでは手に入りにくいモノやより価値のあるものを提供するお店、セレクトショップは、まさにまちかどグッドデザイン賞 と言っても過言ではないでしょう！
ごちそうさまでした！
