チラシ・リーフレット・パンフレットの違い・用途について解説します

こんにちは!デザイン事務所 しろくまデザイン です。
広告、案内、宣伝の手段として、チラシ・リーフレット・パンフレットはよく使われています。
近年ではSNSやホームページで情報を得ることが多いですが、店頭や役所、旅行や外出先などでこれらの印刷物を手にする機会はまだ多くあります。
この記事では、チラシ・リーフレット・パンフレットそれぞれの特徴について解説していますので、印刷物を制作する際にどれを選ぶかの参考にしていただければ思います。
チラシとは

チラシは通常は1枚の紙で作られていて、お店・商品・サービス・イベントの広告、告知の為に使用されることが多いです。フライヤーと呼ばれることもあります。
イベントや季節商品・店舗のオープンやキャンペーンなどの際に、短期間で広く周知する事を目的とする場合が多く、比較的大量に印刷します。
店頭や役所のカウンター、観光地や駅など様々な場所で設置・配布されており、手渡しやポスティング、新聞・広報紙の折り込みでも配布されます。
リーフレットとは

リーフレット(leaflet)の語源は、英語の「leaf(葉)」と「let(小さい)」を組み合わせた「小さい葉」から来ているそうです。
リーフレットはチラシと同じく1枚の紙で作られていますが、折ることでページを作り3つ折りなどになっている物をよく目にします。
商品説明・観光案内・地域サービス・地元のビジネスなどを紹介したり、少し詳細な情報を提供するのに向いています。
店頭・役所・病院などのカウンター、観光地や駅など様々な場所で配布・設置されているのをよく見ます。あらかじめラックを設置してくれているところも多いですよね。
チラシよりはしっかりとした紙であることが多く、比較的長い期間使える情報を掲載する場合が多いです。QRコードを使い、最新情報や詳細はホームページへ誘導することもあります。
パンフレットとは

パンフレットは複数のページで構成されていることが多く、詳細な情報を提供していることが多いです。
写真・イラスト・文章・スペック表・グラフ・価格表などが記載されており、リーフレットより詳細な情報を提供するのに向いています。(イメージ重視のパンフレットではほとんどが写真で構成されているという場合もあります)
会社(案内)・教育機関・大規模な展示会・車などの高額商品はパンフレットが作られる事が多いです。
映画のパンフレットなど有料のパンフレットもあります。
【豆知識】
パンフレットの定義として定期刊行物とは異なる出版物が「表紙を除いて5ページから48ページまでのもの」というのがUNESCOによる定義であり、それ以上は「書籍」となるそうです。
(wikipediaより引用)
まとめ
● チラシは設置のほかに新聞折り込みやポスティングなどもあり、配布方法も多く大量に配布することができ、イベントやセール情報などを短期間で多くの人に周知したい場合などに向いています。
● リーフレットは手に取りやすいコンパクトなサイズで、短い情報を伝えることができます。チラシに比べて長く使う事が多く、会社のサービス案内や、地域の観光案内などに向いています。
● パンフレットは複数のページで構成されており、より詳細な情報を提供することができます。企業や学校の情報や、高額商品の詳細までしっかりと伝えたい場合に向いています。
一般的にはこのような分類ですが、カードタイプのチラシや、型抜きのリーフレットなどちょっと変わったものもありますので、アイデア次第で面白いものを作ることも可能ですね。
近年では多くの企業が、SNS・インターネット広告、ホームページ、ランディングページなどのデジタル広告に注力していますが、生活の中では印刷物を手にする機会もありますし、印刷物の方が慣れていたり魅力を感じる人もいます。
良かったら参考にしてみてくださいね!
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