AIは巨大な計算機!?

皆さんこんにちは!デザイン事務所しろくまデザインです。
最近はAIの話題で持ち切りですね。
SNSなどを見ていると
・AI生成でイラストができた
・AI生成で資料やホームページができた
・AIで自動で〇〇ができた
という投稿をよく目にします。
何でもAIでできるようになってきて、すごいですよね。
でも、
AIだと分かった瞬間に、見る気がなくなってしまう事ってありませんか?
「あぁ、またAIか。」
となるあの感じ。
なぜ同じような画像が生成されるのか
AI(chatgpt)に聞いてみました。
「尋ねる人が違っても、同じ問いには、同じ答えを返すのですか?」
答えは
「はい。『2+2は?』と聞かれたら誰でも4と答えるのと同じです。」
との事でした。
そう言われて自分的には「そういう事か。」と妙に納得しました。
AIは問いを数値化し計算して出力しています。
文脈により細かな違いはあるものの、同じ内容の質問には、同じ内容の回答を返すということです。
AIに「リンゴの絵を描いて」と私が言っても、あなたが言っても
それだけでは、学習した画像データベースにあるリンゴの絵の平均値が出力されるという事になります。
※Output=f(Input,Parameters) という数式だそうです。
答えの画一化・統計的特徴の集合体
これまでビジネスにおいて課題解決のために「ロジカルシンキング」や「クリティカルシンキング」といった思考法が生み出されてきました。
はじめは答えを導き出す画期的な思考法として差別化できていましたが、
多くのビジネスパーソンが同じ思考法でビジネスの課題を解決してゆくうちに、答えが画一的化され差別化が難しくなくなってきました。
同じ業界にいる同じくらいの規模の2社がお互いに「相手と差別化するにはどうすれば良いか」と問えば、分析方法や思考方法が同じなら同じような答えにたどり着くからです。
AIは既にインターネット上にある全ての情報を学んだと言われています。
先人たちが作ってきたデザインの法則やルールも。
AIに何かを問う時、それは集合知の中の統計的特徴の平均値を求める事なのでしょう。
chatgptは続けて言いました。
「つまり私は完全な創造者ではなく、巨大な再配置エンジンです」と。
AIは100点を取りにきます
こうして記事を書いている間にもAIは日々進化していて、
・生成AI…ユーザーからの指示に応じて画像や文章などを生成する
・AIエージェント…旅行の予定を立ててチケット購入まで行うといったタスクを自律的に実行する
・エージェント型AI…AIが複数のAIを従え、リサーチ・コピーライティング・デザイン・など複雑なタスクを行い目標を達成する
このようにできる事が急速に広がってきています。
現在のところは、AIを探求している人やエンジニアでないと実務への導入は難しいので、
これから少しの間はAIを上手に使いこなす人が、専門職を代行してくれたりするのでしょう。
その後はさらに使い勝手が良くなって、誰でもAIと話すだけでOKという流れに。
(みんなが手に入れられるようになると価値を失うのはよくある話ですが、AIはどうなるでしょうか。)
整ったきれいなデザインもAIでできます。
テストの点数で言えば100点を出せると思います。
AIでいい。というのも全然普通の事です。部分的にAIということもあると思います。
でも、AIが生成するものは、既にあるデータの平均値(最適解・再配置)です。
点数で言えば100点。どこかで見たような感じで、個性や外れ値はありません。
しかし人間にはなぜか、ちょっと変なところが好き。私はこっちの方が好み。みたいな感性があったりします。
私は現在のところ、
打ち合わせ議事録をまとめたり、原稿のたたき台を作ったりといった情報整理や
ホームページのプログラミング(コーディング)や、グラフィックの素材としてAIを一部使用することがありますが、
デザインをAI生成して、それをそのままお客様に提出することは決してありません。
私は、「記憶に残るデザインを生み出したいなら、記憶するに値する思いを出発点としなさい。」
というドイツのグラフィックデザイナーThomas Manssさんの言葉が好きなのですが、
お客様と話したり、実際の現場を写真に収めたり
人生のストーリーや会社やお店の雰囲気を感じて人が作ることで、
AIの出力には無い、ユニークで深みや個性のあるものが出来ると信じたいので。
・AIに頼んだけど何かしっくりこない
・AIの出力に魅力を感じない
・ここは人間に任せたい
そう思う事があれば、ぜひご連絡ください。希少性を出せるように頑張ります。
人間らしいデザインをつくりましょう。





