[ホームページ制作入門]制作の流れと依頼前に知っておきたいこと
今日は、一般的なホームページ制作の流れを5ステップでご説明するとともに、
分かりにくい・知っておきたいポイントについて解説してゆこうと思います。
これから待ち受けているホームページ制作の謎。
・どんな流れで制作するのか
・値段の違いは何なのか
・保守費用とは?
などなど。。
この記事をざっと読んで内容を知っていただくと、あなたのホームページづくりを成功させる参考になるはずです!
【目次】
- Step1. お問い合わせをする
- Step2. 打ち合わせ・お見積り作成
- Step3. 見た目のデザインを作る
- Step4. コーディング(プログラミング)する
- Step5. ホームページを公開する
- さいごに
Step1.お問い合わせをする
まずスタートは、制作会社にお問い合わせをしてみるところから。
その際に知っておきたいポイントをいくつか記載してみます。
ホームページ制作の値段の違いは何?
■低価格の制作プランは「デザインテンプレート」を使って、決まったレイアウトに写真と文章を入れてゆくというパターンが多いです。コストを抑えてホームページが作れるのはメリットですが、他社と同じようなレイアウトになる事や、細かな要望に応えてもらうのは難しいというデメリットがあります。
■中~高価格になると、ヒアリングからページ構成・デザインまでオーダーメイドで制作をしている場合が多いです。検索上位表示(SEO)や広告に強い制作会社や、アニメーションなど最新の技法に強い制作会社など、特徴があります。お部屋探しや車選びのように、ホームページを作る目的やデザインの好みを意識しておくと選びやすいと思います。
※当事務所ではシンプルで分かりやすいホームページを比較的リーズナブルな価格で提供する事を目指しています。ロゴや印刷物など幅広いデザインに対応しているのも特徴です。
■制作費0円でホームページを制作しているところは?
制作費(初期費用)がかからないのがメリットですが、毎月や年間で支払う費用が高く設定されている場合が多いので、ランニングコストをご検討ください。「ホームページのリース契約」をすすめる業者にはご注意ください。
更新費用・保守費用って何?
■ホームページ公開後に「保守費用」や「更新費用」がかかる場合が多いですが、サーバーとドメインの利用料があるというのが大きな理由です。問題が起こった時の対応や、内容を更新してくれるサービスが付いている事が多いです。
※インターネットに慣れている方であれば、ご自身でサーバーとドメインを契約していただき、そこにホームページを設置して納品完了という方法も可能です。ランニングコストを削減できますが、管理者不在の放置状態にならないよう注意が必要です。
※サーバーとドメインとは何かは、Step.5で解説しますね。
Step2.打ち合わせ・お見積り作成
お問い合わせの次は、お見積りを作るために打ち合わせを行います。
・ホームページを作る目的
・どのような事業をしているか
・掲載内容やページ数はどのくらい必要か
・ニュースやブログなど投稿機能は必要か
などについて相談します。
ホームページ制作は、家やビルを建てるのに似ています。
どのくらいの大きさの建物(階層)が必要で、どんな部屋割り(ページ数)が必要なのかを検討し
「サイトマップ」と呼ばれる、ページ数や掲載内容を記載した簡単な表を作成します。
見た目のデザインテイストは、
「こんなデザインがいいな」という参考のホームページを共有していただくと話がスムーズです。
さらに
・ロゴマークのデザインが必要か
・カメラマンによる撮影が必要か
などを決めて正式なお見積りを作成します。
Step3.見た目のデザインを作る
お見積りにOKを頂けたら、サイトマップを元に「ワイヤーフレーム」と呼ばれる
ホームページのレイアウト図を作り、写真の位置や、掲載文章を決めてゆきます。
※ワイヤーフレームはホームページの骨格で、分かりやすさの肝になる重要な部分です!お客さんの目線で考て、迷わない、見やすいホームページを設計します。
ワイヤーフレームが決まったら、
いよいよグラフィックソフトで写真や文章を入れたデザインを進めます。
グラフィックソフトでデザインを作った時点では、まだデザインは1枚の画像の状態です。
コンピューターには、どれがボタンやリンクなのか判別できません。
この後、インターネット上でホームページとして機能するように、
コーディング(プログラミング)の作業に移ります。
Step4.コーディング(プログラミング)する
先につくったデザインを元に、
「html」や「css」と呼ばれるプログラム言語でコーディングしてゆきます。
文章はこれだよ、ここは画像だよ、ボタンはこれだよという事を、コンピューターが理解できるように書いてゆきます。
▼コーディングの例
ここは専門的な話になるので少々割愛して、
見た目のデザインと同じになるように仕上げてゆきます。
ここまで出来たらコンピューターにも理解できるし、人間が見ても分かりやすい状態になりました!
Step5.ホームページを公開する
コーディングしたデータを「サーバー」と呼ばれる、インターネットに繋がっているデータ格納場所にアップロードし、「ドメイン」(http//○○○.jp といったURL)を繋げて、ホームページは世界中から見れるようになります。
■サーバーは、サーバー会社と契約し、
■ドメインは、ドメイン会社と契約して取得します。
サーバーが土地で、ホームページが建物、ドメインが住所や電話番号と置き換えるとイメージしやすいかと思います。
お疲れ様でした!これでホームページが公開できました!
さいごに
以上がおおまかなホームページ制作の流れでしたが、
ホームページ制作を依頼するにあたり、はじめは流れや費用以外にも心配することがたくさんあると思います。
【技術的な不安】
ホームページ制作には技術的な知識やスキルが必要とされるため、技術的な話はよく分からないので依頼をためらうことがあります。
【コントロールの喪失】
ホームページ制作を依頼することで、他の人に自身のビジネスやブランドを委ねることになります。自分で完全にコントロールできないと感じ、不安を抱くことがあります。
【優先順位と時間の制約】
ホームページ制作には時間と労力がかかる場合があります。他の仕事への優先順位が高く、時間的な制約を感じることで制作を躊躇することがあります。
【ホームページの効果への不確実性】
ホームページの制作には費用や労力がかかりますが、その効果が見込めるかどうかを判断するのが難しく、費用対効果に不安を感じることがあります。
もしこのような心配事でホームページ制作を躊躇されていましたら、ご遠慮なくご相談ください。
ホームページ制作に成功すると集客の力強い味方になります。
制作実績や成功事例なども共有し、御社のホームページ制作の成功をサポートいたします。
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