カバーって何だっけ?
突然ですが、
私、年に数回読書ブームが来て、本をまとめて購入することがあります。
(電子書籍より紙の本が好きなので)
今後読み返すことがなさそうな本は、情報が新鮮なうちにメルカリで売るようにしているのですが、カバーや帯が折れたり破れたりしないように外して読んでいます。
カバーについて調べた
今日ふと、「カバーをきれいな状態で置いておくために外す」という行動がおかしくて、
改めて「カバーって何?」と思いインターネットで色々調べてみました。
“物を覆ったり、包んだりするもの。
保護する役目の他に、店頭での商品訴求の為にパッケージデザインの役割もある。”
なるほど。ブックカバーはパッケージの役割もありますよね。
パッケージと考えればきれいに置いておくのもおかしくないかな。
と、その時!
殺虫剤スプレーの外装フィルム(カバー)をはがせる「脱皮缶」なるものの画像が目に飛び込んできました。
こっ、これは、、知らなかった。もはや本のカバーとは関係ないけど、
まちかどグッドデザイン賞のコーナーで紹介しなければ!!
脱皮缶とは
脱皮缶とは、「殺虫剤の外装に描かれているG(虫)ですら嫌!」という意見から生まれた、外装をはがせる缶の事です。
売るときはユーザーへの訴求が必要なので派手にアピールしてしまいがちな外装。
しかしそれを家に持って帰ったユーザーにとっては、主張が強すぎて隠したくなる人もいると思います。
外装を剥がすことで、G の絵も無くなりますし、インテリアにこだわりのある人にとっては主張の少ないシンプルなデザインになるのは嬉しいでしょう。
お店などでも缶が置いてあるだけでお客さんに G の存在を暗示してしまう事もなくなります。
置かれた場所や目的によって変化するデザイン
商品を購入した後は、パッケージやカバーの「訴求」という役目は不要になります。
製造コストや店頭での耐久性などクリアしなければならない課題はあると思いますが、この脱皮缶のように、店頭での姿から家の中の姿にまで配慮されたデザインはとてもグッドだな。と、思いました。